腰痛、肩こり、頭痛など身体の不調でお悩みの方の中には、マッサージやリラクゼーションなどのサロンに通う方も多くいらっしゃるかと思います。
なぜそのような不調が出てくるのでしょうか。そこには日頃何気なく過ごしている生活習慣の中に原因があるかもしれません。そこで、身体に負担がかかってしまう生活習慣についてご紹介いたします。
運動不足・過度な運動
運動不足になってしまうと、自分の身体を支える筋力が低下してしまい、腰痛や肩こりを引き起こしやすくなります。血液の循環を良くするためにも運動は大切ですので、日頃から適度に身体を動かすことをおすすめします。
休憩を挟まない過度な運動や負荷の高い運動は、逆に身体に負担をかけすぎてしまう可能性があるため、運動する際には注意が必要です。運動前や運動後にストレッチやマッサージで身体をほぐしたり、適度に休息を取り入れながら運動するようにしましょう。
食生活の乱れ
意外に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、食生活が肩こりや腰痛などの原因になることもあります。偏った食生活や夜遅くに食事をすることで消化器系に大きな負担がかかり、血流も悪くなってしまうと言われています。
極端な偏食や過度の飲酒など消化器系に負担を掛けすぎると正常な機能活動が損なわれ体調不良にも繋がります。
また、身体に必要な栄養素が不足すると内臓などの各機能がうまく働かなくなったり、骨や筋肉に影響が出て身体を支えることが出来ず姿勢や歩き方など身体全体のバランスが悪くなり、肩こりや腰痛など慢性的な不調に繋がることもあります。身体の痛みや不調を改善するためには、食事に気を使った生活を心掛けることも大切なのです。
睡眠不足
睡眠は心身のバランスを保つ上で重要な役割を果たしていて、脳を休めたり身体の各器官を休めたり代謝を促したりしています。睡眠の質が悪い日が続くと、脳も身体もしっかりと疲労を回復することが出来ず、疲れやストレスが溜まった状態となってしまいます。昼夜が逆転した生活習慣や食生活が乱れていたり職場の人間関係に悩んだりと日常生活の中で疲れやストレスを感じる場面は多々あることでしょう。
こうした疲れやストレスを回復させるには質の良い睡眠が欠かせません。心身のバランスを保ち健康でいるためにも、規則正しい生活習慣に加え、ストレッチやマッサージ、アロマキャンドルなどで心身をリラックスさせて、睡眠の質を向上させるための工夫も大切です。