日常生活をしていると「何となく調子が悪い」「風邪を引きやすい」「頻繁にお腹の調子が悪くなったり緩くなったりする」など、明らかにどこか具合が悪いとか特別調子が悪いまではいかないまでも普通に生活できていた時(普通~好調時)と比べるとどことなく調子が優れないと感じる事はありませんか?
調子が優れない原因は生活習慣の乱れや食生活の偏り、仕事や日常生活の中で発生するストレスだったりと人それぞれいろいろあるかと思います。 そういった状態が続いているのに「いつもの事」と放置していると、病気といった何らかの病的な症状や頭痛(偏頭痛)・肩こり・腰痛・脚のむくみなど身体的不調として現れてきたりします。
そんな時は「医療機関、接骨院、整体、マッサージ店、リラクゼーション店」などを利用するのも一つの方法ですが、案外自分で不調を緩和出来る事も多くあります。 調子が悪くなってからでは良くなるまでにはどうしても時間が掛かってしまうので、日頃から意識する事で不調に陥らないようにする事も大切となります。
調子を上げる一つの方法として【免疫力を向上させる】事で日頃の不調が簡単に改善する場合もあります。
免疫の働き
免疫の働きって知っているようで案外知らないもの。 免疫とは(風邪など)病原菌やウイルスなど身体にとって害を及ぼす異物の侵入を防いだり入ってしまった異物を撃退したりします。また体内で発生したストレス物質や編成細胞(がん細胞)や老廃物などを除去して正常な働きを保ってくれる自己防衛機能の事です。 いろいろな免疫細胞が複合的な働きをする事によって身体が正常に機能出来るように守ってくれています。
免疫力を向上させよう
免疫と一言で言ってもいろいろな免疫細胞の働きによって身体の正常な働きが保たれています。ところがこの免疫の働きは常に一定に働いているわけではありません。 身体の調子が良い時はこの免疫機能が上手く働いてくれている事もありますが、異物の侵入や体内で発生する異物や老廃物の発生が安定している状態と言えます。
もし病気や体調不調になった場合、それらに対応するために免疫の働きを最大限に発揮して撃退したり除去したりするわけですが、この対処する総力が免疫力です。 免疫力は年齢的なものもありますが生活習慣や食生活などで大きく変わります。
体温が1℃下がると免疫力は30%下がると言われています。 好調時は免疫の働きと身体のバランスが取れて上手く機能している状態ですが、不調時にはそのバランスが崩れ身体を維持するための免疫力がフルに発揮できていない状態と言えるわけです。 つまり、不調時にはいつも以上に免疫力が発揮出来るように手助けしてあげれば良いわけです。
体温が上がれば免疫力が上がるわけです♪その為にも日頃から次の事を心掛けましょう。
①不調の原因かも知れないライフサイクルを見直しましょう。
出来るだけ毎日規則正しい生活(早寝早起きなど)を心掛けて、極端な夜更かしは避けましょう。
②偏食を避け、バランスの取れた食生活を心掛けましょう。
発酵食品や根野菜など身体を温める食材を摂るように心掛け、生野菜は極力さけて出来るだけ温野菜にして食すようにしましょう。
③定期的な運動をして筋肉を鍛えると共に血行促進をしましょう。
血行が滞ると全身に上手く血液が行き渡らない上に体温の低下を招きます。 毎日30分以上の運動が理想ですが、それが難しい場合、週1回30分以上運動をする事で筋肉量の低下を防げるそうです。