リフレクソロジーは古くから人々の生活に取り入れられており、徐々にその考え方や方法が注目されるようになりました。こちらでは、そんなリフレクソロジーの歴史についてご紹介いたします。
リフレクソロジーのはじまり
リフレクソロジーは人類の歴史で最も古い健康法とも言われており、その記録は古いもので古代エジプト時代にまでさかのぼるそうです。
古代エジプト時代に描かれた壁画には医師が人の足裏を手で揉んでいる様子が残されており、リフレクソロジーに似た理論が活用されていたのではないかと考えられています。
アメリカでの発展
リフレクソロジーという概念が誕生したのは19世紀のアメリカであり、医師であるウィリアム・フィッジェラルド博士によって医学的な視点から研究が進められるようになりました。
そして、足底の反射区を刺激することにより、痛みの緩和に繋げられるのではないかという見解を生み出したのです。ウィリアム・フィッジェラルド博士が書いたゾーンセラピーの本には、反射区である足裏ゾーンへの刺激と痛みの緩和の関連性について述べられています。
さらに、その考え方をもとに同じアメリカ人である理学療法士のユーニス・イングハム女史という人物が、さらなる研究を進めていくとともにセミナーなどを開いてリフレクソロジーを広めていくことで発展してきたのです。
現代で親しまれているリフレクソロジー
足には身体の健康に関することが集約されているという考え方が浸透し、足つぼやフットマッサージを利用する方も増えてきました。
その中でもリフレクソロジーは癒しとしても注目されており、マッサージ施設をはじめ病院や介護といったあらゆる現場からも必要とされるようになったのです。
アメリカやヨーロッパでは医療現場でも注目されており、その中でもイギリスでは約半数の看護師がリフレクソロジーの資格を持っていると言われています。