睡眠の大切さ ②
みなさん、いかがお過ごしですか?
最近は「もう春だね~(´-`*)」って感じで過ごしやすくなって朝もついつい気持ちよく寝すぎてしまっている人も多いのではないでしょうか。
それでもまだまだ長野県の寒さを侮ってはいけません。ここからまだひと雪もふた雪も降るのが長野たる怖さでもありますので、油断せずに春を迎えましょう♪
今回は前回に引き続き睡眠について関連した事を書きたいと思います。
前回はざっと主な効果を上げましたが、その中でも「ホルモン分泌」の部分をもう少し詳しくいこうかと思います。もっと掘り下げて知りたい方はそれらを詳しく解説している各種サイトがあるのでそちらでお願いしますね( `ー´)ノ
【ホルモンの分泌】
睡眠中には各種ホルモンが分泌されています。
『セロトニン』『メラトニン』『トリプトファン』は必要な代表的な物質・・・というところまでが前回。
その成分の仕組みを今回は簡単に書かせてもらいます。
簡単に説明すると『セロトニン』『メラトニン』は表と裏の働きをして生命活動を保っている物質になります。
そして『トリプトファン』はその原料になります。
こんな感じで頑張ってくれているわけです。
以上!
・・・(汗)
これじゃ、どういう役割と重要性か分からないですよね(笑)
それでは出来るだけ簡単にまとめてみますφ(..)
◆『セロトニン』
心身の安定や心の安らぎといった精神部分の切り替えやバランス調節に影響を及ぼすホルモン。
「交感神経」系に作用し、血圧や心拍数の上昇・体温の調節など主に起きている時(覚醒状態)に作用します。
セロトニンの分泌不足や異常が起こると精神のバランスが崩れやすくなります。つまり感情のコントロールが次第にできなくなるので精神疾患(うつ病・パニック障害・精神失調症など)を発症しやすくなります。また精神が安定しない事で日常生活の中でも「感情の起伏が激しくなる」「イライラする」など自制心が利かなくなり、時として暴走(キレる、ヒスる、突発行動、依存症など)に繋がる事もあります。
また交換神経は自律神経に属する神経系なので、精神への影響だけでなく身体のコントロールの乱れ(体調不調)にも繋がり、頭痛・肩こり・首こり・腰痛・むくみなどにも繋がります。
では、セロトニンの増減には何が影響を及ぼしているのか?
1.トリプトファンの摂取(必要な栄養素の摂取)
2.日光浴
3.リズム運動
4.触れ合い(グルーミング、スキンシップ)
5.腸内環境
6.規則正しい生活習慣(早寝早起きなど)
他にもいろいろあると思いますが、これらが大きく影響してると言われています。
1項『トリプトファン』以外は大体イメージ出来る事柄だと思います。
これらが不足するとセロトニンの分泌不足や異常が発生して精神異常や体調異常を引き起こしやすくなり、これらを継続的に行う事でセロトニンの生成・分泌を促す事が出来るということになります。
もっと具体的に知りたい方は専門サイトを検索して閲覧してもらうと事細かに説明されてます。
◆『トリプトファン』
「トリプトファン」とは「セロトニン」「メラトニン」の材料となる物質です。
これが不足すると「セロトニン」「メラトニン」の生成が出来ないわけですね。
トリプトファンはアミノ酸の一種で、食品たんぱく質に含まれています。
体内では生成する事が出来ない物質なので、食べ物から摂取するしかないです。
いわゆる「必須アミノ酸」と言うヤツですね(^-^)
「トリプトファン」を多く含む食べ物は以下な感じです。(wiki:トリプトファンより引用)
食品名 | 含有量含有量 (100g当たり)(mg) |
バナナ | 10 |
牛乳 | 42 |
ヨーグルト | 47 |
豆乳 | 53 |
白米 | 89 |
そば | 192 |
アーモンド | 201 |
糸引納豆 | 242 |
プロセスチーズ | 291 |
たらこ | 291 |
ひまわりの種 | 310 |
すじこ | 331 |
肉類 | 150~250 |
手軽に摂取できるものが多いので、毎日とまではいかなくても意識して定期的に摂取するようにすれば不足解消にも繋がると思います。
料理レシピなんかもネットで少し調べればいろいろ出てきます。参考にして作ってみてください♪
少し長くなってしまったので『メラトニン』については次回にします。
それでは上田市含め周辺地域のみなさん、少しの工夫と日々の努力、そして定期的なお身体のメンテナンス(マッサージ・リラクゼーションなど)でお身体の調子を整えて、今日も1日頑張りましょう!!
では☆彡